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内なる子どもを癒す
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『内なる子どもを癒す』
C.L.ウィットフィールド/著 斎藤学/監訳 鈴木美保子/訳

斎藤学の名があるのとないのでは、売り上げが全然違うんでしょうねぇ。

それはともかく、バースディのプレゼントのお返し?でいただいた本です。実は僕の本棚にはいわゆるアダルト・チャイルド関係、インナー・チャイルド関係の本はまったくありません。数年前にまとめて買ったのですが、「まだその時期ではない」ということで、ごっそり捨ててしまいました(絶版本もあったのになぁ)。あの頃は、アサーティブネスとか、アフォメーションに対してまで、嫌悪的で否定的だったので、それはそれで正しい判断だったと思っています。
それがまた巡ってくるのも御意志ということでしょう。

個人的にはインナー・チャイルド(inner child)という名称にはなじめません。本当の自分(real self/true self)あるいは innermost という方が馴染みます。けれどそれは些末なこだわりであって、例えばハイヤー・パワーでも、ハイヤー・セルフでも同じものですし、正気(sanity)でも全体性(wholeness)でも意味は同じですから、それぞれ好きなように呼べばいいのです。(全体性に欠けている状態=狂気)。

cure という言葉は病気の治療に使い、heal という言葉は外傷に使います。つまり内なる子どもは傷を負ったままなのです。ただ手当ては自分でしなければなりません。

(ああ、また真面目な話をしてしまった)
by kokoro-no-iede | 2007-12-07 01:47 | Bookplate
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