五日間滞在のこの日でお終いでした。この日は授業ではなく、半日特別講演を聴きました。講師はお一人なのですが、糸賀一雄やマザー・テレサはもとより、ニーバーの祈りからジョン・ロールズの正義論、ドラッガーまで持ち出して語っていただきました。その博識ぶりと熱意に脱帽。
最後に誰でも満点が取れそうな簡単なテストをやってスクーリング終了。バスと電車を乗り継いで自宅へ帰りました。学んだ時間は長かったのですが、多くは身についていません。21世紀の福祉が措置から契約と自由競争に移行中であること。広岡和彦の本を読んでみようと思ったこと。マザー・テレサのやっていたことは福祉とは違うこと。それぐらいでしょうか・・・。
若い頃(特に10代後半)に学ぶことが大事だ。中年過ぎてからではなんにも頭に入らない、とつくづく思った五日間でした。
3/2 8:29