さて、コンベンション初日の夜は尖沙咀の街中の印度料理店で夕食を食べる、というスペシャルプログラムが組まれていました。どうせどこかで夕食を食べねばならないので、申し込んでおきました。
ロビーに集合して、街中をぞろぞろと歩いていくと、「日本に駐在していたことがあるんだよ」と何人かのメンバーから話しかけられました。(いや、英語で話しかけられたので、良く分かんないけど、たぶんそう言っていたはず)。レストランの名は
ゲイロード(Gaylord・爵樂印度餐廳) と言い、雑居ビルの2階でした。生バンドがインド音楽を演奏し、スパイシーな匂いが充満する空間でした。
香港には早くからインド系人たちが移民してきており、インド料理もポピュラーだそうです。インド料理を中華風の丸テーブルに座って、ぐるぐる回しながらシェアして食べるのです。
偶然にも席はワリーさんの隣になり、昼間の話の続きをぽつぽつとしました。「政府の調査によれば日本には100万人近いアルコホーリクがいるというのに、AAメンバーは5千人しかいない。多くの人がAAにやって来るが、魅力を感じずに去っていく。日本のAAメンバーたちは12ステップの話をせずに、drinking history ばかり話しているんだよ」と言うと、同じテーブルにいたオーストラリア人メンバーが、オーストラリアでもそれは同じだと言いました。何か変えなくちゃならない。彼は、ワリーさんを自国に招いてBack to Basicのワークショップをやることを計画しているそうです。
英語圏の連中は言葉の壁がないから良いよな、とも思いますが、実は問題は言語ではないと分かっているのですが。
それにしても辛かった。「あそこは一度行けば十分だ」と言った人の気持ちがよく分かりました。ちなみにお値段は一人あたらい250HKD=約3,200円。
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