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依存症の真実
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依存症の真実~アダルトチルドレンとADHDの二重奏
星野仁彦/著
夏目祭子/取材・編集

まえがき
第1章 増え続ける依存症(嗜癖行動)のバリエーション
1.依存症入門対談
  依存症にはどんな種類があるの?
  どこからが依存症と呼ぱれるの?――「症」になる分岐点
  日本人の依存症が噌えるワケ
2.よくわかる依存症マッピング
  1 「物」に依存する人たち――物質(サブスタンス)嗜癖
    ①アルコール依存/②薬物依存症/③ニコチン依存症
    ④カフェイン依存症/⑤シュガー依存症
  2 「行為(プロセス)」に依存する人たち――行為嗜癖
    ①仕事中毒/②摂食障害/③自傷行為依存症
    ④ギャンブル依存症/⑤買い物依存症=浪費癖/⑥抜毛癖
    ⑦窃盗癖/⑧放火癖/⑨携帯・ネット依存症
    ⑩セックス依存症・強迫的性行動/⑪性嗜好異常
  3 「関係(リレーション)」に依存する人たち――関係嗜癖
    ①共依存症/②暴力嗜癖/③恋愛依存症
コラム
  拒食症患者の自画像は古代エジプト壁画似?
  スポーツ選手は摂食障害になりやすい?

第2章 機能不全家旗――依存症になりやすいアダルトチルドレン
1.アダルトチルドレン入門対談
  アダルトチルドレンって誰のこと?
  わが家も「機能不全家族」?
  依存症の背後にひそむアダルトチルドレン(AC)
  昔は「機能不全」でも大丈夫だった?
2.アダルトチルドレンのプロフィール
  1 はじまりはアルコール依存症の家庭
    一種の被虐待児
    思春期・青年期に現れるACOAの特徴
    成人後のACOA
    依存症リスクの高いACOA
    自助グループヘの参加が有効
  2 広義のACに共通する特徴
    原因は子供時代に
    ACによく見られる人格的傾向
    症状は思春期・青年期以降に
    機能不全家族のキーワードは「父性の欠如」
    アダルトチルドレン・マザーとは
    「条件付きの愛情」も情緒的な虐待に
3.健全に機能している家族とは
  1 夫婦間同盟の大切さ
  2 健康家族の三大条件
    父親の両面性の大切さ
  3 システム論的家族療法とは
    ミニューチンの構造的家族療法
    パラツォーリの戦略的家族療法
  4 家族カウンセリングの進め方
    家族内のサブシステムとは
4.様々な機能不全家族にみる乗り越え方
  1 機能不全家族への対応の原則
  2 機能不全家族の中で育った依存症患者の治療例
    ①父親の支配的性格によるもの《拒食症の例》
    ②母と祖母の嫁姑問題によるもの《抜毛癖の例》
    ③幸せ薄い母親のイメージによるもの《性非行と過食症の合併例》
    ④父親のアルコール依存症によるもの《家庭内暴力の例》
    ⑤幼児期の被虐待体験によるもの《抜毛癖と不登校の合併例》
コラム
  アダルトチルドレンが多い職業は?
  犬の心身症が増えているワケは?

第3章 ADHD――依存症にハマりやすい“素質”
1.ADHD入門対談
  ADHDって、どういう特性なの?
  依存症のカゲにADHDアリ?
  克服できるADHDと依存症
2.ADHDの本質を理解する
  1 ADHDが“発見”されるまで
  2 診断基準からみたADHD・三つのタイプ
  3 三つの基本症状とその多様な表れ方
    一、不注意(注意散漫)
    二、多動(運動過多)
    三、衝動性
    四、仕事の先延ばし傾向
    五、感情の不安定(セルフコントロール能力の欠如)
    六、ストレス耐性の低さ
    七、新奇追求(飽きっぽさ)と独創性
    八、対人スキル(技能)の不器用さ
    九、自己評価および自尊心の低さ
  4 ADHDが発症する複合的要因
  5 要注意! ADHDの成長プロセス
3.ADHDと依存症の密接な関係
  1 依存症との親和性を示す調査結果
  2 ADHDの人が依存症になりやすい理由
4.ハンデを自覚すれば人生が変わる
  1 病気の受容で悲劇が防げる
    子供の場合/大人の場合
  2 薬物療法の利用の仕方
  3 依存症を乗り越えたADHD患者の記録
    ①宇治少年院の再犯防止教育
    ②買い物依存症のケース
    ③ゲーム依存症と不登校のケース
    ④抜毛癖とうつのケース
コラム
  アメリカはADHDの多い国?
  べートーヴェンもピカソもADHDだった?

第4章 依存症にならない生き方とは
1.依存症対策対談
 AC、ADHD以外の原因――トラウマ
 下町は心の病が少ない?
 決め手はストレス・コーピング
2.わが子を依存症にしない育て方
 1 ADHDに有効な対人スキル・トレーニング
 2 機能不全家族にならないための心がけ
   ①「安心感」が人間性の基礎になる
   ②父親の役割の重要性
   ③母子密着にならないために
 3 自制心の強い子供が育つ条件
3.予防と再発防止に効くストレス・コーピング
 1 自助グループの有効活用
 2 ネガティブ思考を変える認知療法テクニック
   ①ネガティブ思考を変える認知療法テクニック
   ②ストレス耐性を上げる食生活
   ③日光を浴びることの重要性
   ④子供も、大人も、ストレスと闘っている
コラム
 アメリカでは不登校は児童虐待とみなされる?
 刑務所に入ったら健康になった?
 心の病の人が好む音楽は?

あとがき――あらゆる依存症に秘められた共通の“目的”
巻末資料
 医療機関・サポートグループリスト
 全国精神保健福祉センター一覧


各種依存症・アダルトチルドレン(AC)・ADHDを含む発達障害の間に密接な関係がある、という今日的なトピックを取り上げた注目書・・・であるはずなんですが、なんだか知らないけど「ピントが外れている感じ」がしてなりません。
その原因は何だろう・・・臨床家である星野先生が「わかってない」とは思えない・・となると、やはりこれが対談本であることが原因でしょう。聞き手の女性の取材能力、構成能力の不足。依存症やACやADHDとは何かという説明にページを割きすぎて、肝心な部分が説得力を欠いてしまっています。
by kokoro-no-iede | 2010-03-15 21:26 | Bookplate
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