車のエンジンをかけようとしたところ、カカカカッという音がするばかりで、セルモーターが回ってくれません。端子電圧を測ってみたら10.4Vしかありませんでした。
考えてみると、車を買ってから9年間。一度もバッテリーを交換した記憶がありません。さすがに寿命だと悟りました。そう言えば8月の車検の際にバッテリーの交換を勧められたのですが、多分来年まで大丈夫だろうと断ったのです。しまったな。
家がオートバックスまで歩いていける距離で助かりました。しかし十数キロあるバッテリーを徒歩で持って帰るのは辛いものがありました。背負うのならともかく、片手提げですからね。それよりも財布の受けたダメージのほうが大きかったか。通販で買えば半額以下かもしれませんが、明後日届くのでは困るのですよ。古いバッテリーの廃棄料も必要かと思いましたが、それはバッテリー価格に含まれているようです。通販で買った場合には返送するのかな?
バッテリー交換が済むと、セルは景気よく回るようになりました。いままではセルが1~2秒回ってから始動していた(音で言えば「きゅるるるるるる・・どうーん」という感じ)のが、キーを回した途端に「どうーん」とかかって気持ちがいい。いや、セルが2秒回っても異常だと思わなかった自分が愚かなのか。
バッテリーが新品になっても、始動以外の変化は感じませんでした。オルタネータの発電量が消費電力量を上回っているのですから変化があるはずがない。しかし世の中にはアーシングだとかプラシングを(だまされて)やってしまう人がいます。ああいう「オカルト」チューンは、車よりもそれを実装した人の精神に作用し、これだけ金も時間もつぎ込んだんだから変化があってしかるべきだ、という期待によってオカルト的効果を発揮するのです。燃費グッズも同様。
あいや待たれい、一つ変化がありました。オーディオの音が変わっています。さすがにパワーアンプは電圧の変化に敏感なんでしょうね。とはいえ99.9999%純銅のスピーカーケーブルに交換する人の気持ちは理解できませんけど。あれもオカルト効果でしょうな。
(写真と文章は何の関係もありません)
7/26 20:00