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AA英語版6人のストーリー
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日本語版のアルコホーリクス・アノニマス(ビッグブック)ハードカバー版の第2部個人の物語は、ドクター・ボブ以外は日本人メンバーのストーリーが収められています。これはNYの方針が「その国のメンバーの話を載せた方が良い」であったためと伝えられています。
しかし、元の英語版のストーリーを読みたいというメンバーも多いため、現在英語版42編の翻訳作業が進んでいます。この「英語版6人のストーリー」は、42編中から6編を選び先行パイロット版として発行されました。
一部300円というリーズナブルなお値段で、「第一部と等しく重要である」という第二部個人の物語をお読み頂けます。
発行にあたってより抜粋

 AAの共同創始者、ビル・Wは、ある手紙のなかで次のように書いています(1953年)。
「ビッグブックに掲載されている個人の物語は、私たちが思っているよりもはるかに重要である。個人の物語の部は、私たちがAAの外の人々と出会うための不可欠な道具であり、またAAミーティングで仲問たちが話しているのをその場で聞くのに等しい読み物であり、さらには私たちの成果を展示するショーウィンドーでもあるのだ」(ビッグブックの表紙カバー折り返しより)。
 ここに収録した6編の物語の価値は、ビルが指摘しているとおりです。

目次

 第三の男
 自分を安売りしたセールスマン
 否認の河を渡る
 受け入れることが答えだった
 とらわれからの解放
 AAで学んだ飲まない生き方

それぞれ

 ALCOHOLICS ANONYMOUS NUMBER THREE
 HE SOLD HIMSELF SHORT
 CROSSING RIVER OF DENIAL
 ACCEPTANCE WAS THE ANSWER
 FREEDOM FROM BONDAGE
 A.A. TAUGHT HIM TO HANDLE SOBRIETY

の訳です。


> 私が持っている「アルコホーリク・アノニマス」は2000年2月に改定
> 皆さんと読んでいるところが、かなーり異なってしまい、困っています。

そうなんですよ、ページ番号が変わると困っちゃうのです。とりあえず、2002年以降に出たビッグブックは、どの版であれ同じページ番号になるようになっていますが、それ以前のを持っている人は困っちゃいますよね。

> 三種類ぐらいビックブックがありました。

日本人の「個人の物語」が含まれているハードカバー版(¥3,150)。
それがないポケット版(¥1,890)と、文庫版(¥840)があります。

> ◎◎の体験談(?)が載ってない

これはたぶん日本人のストーリーのどれかだと思います。それが必要なら、厚くてデカい(しかも高い)ハードカバー版しかありません。
あと字の大きさは、ハードカバー版>ポケット版>文庫版です。

あくまで僕の個人的な意見ですが、小説を文庫本で読むのに苦労されない方は文庫版を、細かい字が見にくい方はポケット版を選ぶのがいいと思います。それと、上の「6人の...」を揃えれば現状完璧ではないでしょうか。
日本人のストーリーが読みたければ、誰かから借りて読むってことで(で返さないとか)。

あとですね、2000年版と2002年版は、ページ番号が違っているだけで、中身はほとんど違いません。ページ数の違いは32です。毎回32を足したり引いたり暗算するって手もあります。

> 私の酒は足掛け10年で、おしまい。

僕も本格的に飲んだのは10年でしたね。
by kokoro-no-iede | 2009-03-05 11:52 | Alcoholics Anonymous
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