日本へ向かう飛行機が飛び立ったのは午後4時前でした。しばらくして晩御飯。その後、機内は夜になる・・設定なのですが、実際には西へ西へと太陽を追いかけるので、ずっと午後遅くです。
それでも機内は暗くされるので、毛布をかけて寝てしまう人もいれば、PCを取り出して仕事をしている人たちもいます。僕はエンターテイメント・システムで映画を見て起きていることにしました。
見たのは「ジュラシック・パーク」(まだ見てなかった)、それと日本語字幕がない"IN TIME"。
IN TIMEはSF映画で、設定が最初よく分からなかったのですが、どうやら不老不死の手段を開発され全人類が25才で成長も老化もしなくなる世界のようです。それだと人口がどんどん増えてしまうので、TIME(時間)という通貨によって管理される世界になっています。人は労働して時間を稼ぎ、物を買うことで時間を消費します。値段=時間とい世界。どれだけ時間を所有しているかは、左腕に緑色の数字で示され、残高がゼロになると・・死んでしまう、という世界です。
貧民は残高がゼロになるのに怯えながら日々暮らしています。なにぜ何も買わなくても口座の残高は刻々と減っていくのですから。一方金持ちは、ありあまる財産(時間)をもてあましながら遊んで暮らしています。
この世界、全員25才なのです。自分の母親も25才なら、自分も25才。もし娘がいればそれも25才。金持ちのじーさんも25才。この奇妙な設定は、フィリップ・K・ディックを思い出させ、時間局という正体不明の組織に管理されている世界は『未来世紀ブラジル』を連想させます。
ストーリーは単純明快で、貧しい25才の青年が、ひょんなことから大金を手にし、ギャングに追われながら金持ちの娘(25才)をたぶらかし、彼女と二人でボニー・アンド・クライドばりの逃走劇を繰り広げる、というお話。
ヒロインのアマンダ・セイフライドが可愛い。全編ミニスカートで押し通すところがいい。
敵に追われ、全身ぼろぼろになっても、次のシーンでは化粧も衣装もすっかり元通りになっているところが・・日本のマンガか!とツッコミたくなりますが、それもまたイイ。
やっぱりボブカットとミニスカートの組み合わせは最強だなぁ。
日本でも「タイム」というタイトルで公開されていたみたいですけど、見てなかったです。
まだまだ時間が余ったので、もう一本「ダイハード」を見ました。
6/27 18:13, 6/28 2:59