男性用の施設内部も見学させてもらいました。これが教室です。窓の外に見えるのが女性用施設。
リビングルーム。朝食後から夕食までの間は、ベッドルームに引きこもらずに人と交わってなくてはならないのだそうです。
凱旋門の要石を説明するための石のアーチ。
ジョー・マキューが1年のバースディを迎えたときの写真。なぜパジャマ姿でケーキを切っているのか。ジョーがAAでの回復を始めたのは1963年。まだ人種差別の激しい時期で、黒人であるジョーはミーティングには加わらせてもらえたものの、その前後に他のメンバーと交流することは許されませんでした。そんなですから、当然1年経ったときにもミーティングでバースディを祝ってもらうことはなかったのです。それを知ったジョーの妻は、ないしょでケーキを焼き、当日の朝ジョーのベッドサイドに用意してジョーを喜ばせた、というお話です。「ジョー・アンド・チャーリー」によれば、飲んでいた頃のジョーの夫婦仲は相当悪かったようですが、きちんと12ステップに取り組んで回復すれば、1年で奥さんがサプライズでケーキを焼いてくれるぐらい夫婦仲も良くなる・・というのは深読みのしすぎ?
これがベッドルーム。二人一部屋です。とても片付けられていますね。
デモーンさんと記念写真。左奥に見えるのは様々な人たちからジョーに送られた感謝の手紙など。ビル・クリントンはアーカンソーではヒーローであると前に書きましたが、ジョーはクリントン夫妻とは朝食前のコーヒーに呼ばれるぐらい親しい仲だったのだそうです(ビル・クリントンの父親がアルコホーリクだったことと関係あるのかも知れません)。大統領になったビル・クリントンは、上院議委員などにアルコールの問題があるとジョーを紹介し、ジョーは内密でワシントンに呼ばれてそういった人たちと話をしていたそうです。
これがセレニティ・ハウス。パークに移る前にジョーたちが使っていた施設です。普通の古い一軒家という感じで、現在でも使われているのかどうか知りません。
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