この土曜日は、二つの施設へ参りました。まず最初は、いつもの板橋のところ。昼食は毎回悩みどころなのですが、この頃から「しめちこちゃん」という名の店に行くことが増えました。スナックのママが家庭料理っぽいランチを出してくれます。650円。
午後のプログラムが終わったら、すぐ移動。板橋から新宿へ、さらに小田急で相模大野へ。そこから江ノ島線で大和。相鉄で瀬谷へ。ここの施設長さんには発達障害関連などいろいろなことを教えていただいているのですが、訪問するのはこの時が初めてでした。
過去に店舗だったスペースはシャッターを降ろしてミーティング用のスペースになっているそうです。ただ、この日はステップ1のプレゼンテーションをやるということで、近くの公民館の部屋を借りてくださいました。(ハードルが上がっている感じがして高まる緊張)。
この夏は、ガストの赤冷麺を何度たべたことか。
ステップ1は渇望と強迫観念という二つの概念の説明が必要なのですが、ワンデーポート利用者の人はギャンブラーばかりですから、アルコホーリックの僕の例の提示では理解しにくいかも知れない・・と思って、ギャンブラーのSさんに応援をお願いしました。
RDのセッション4回分を、60分1回に詰め込んだので、かなり駆け足になりました。反応は・・・意外に反応があったというのが感想です。でもステップ1に対しては抵抗があるのが普通です。渇望と強迫観念の概念をつかむのにも時間がかかるし、その図式が自分の経験に当てはまるかどうか逡巡があるものです。やがてセッションが先に進んで「自分がその問題を抱えてるにしても、解決の見通しがある」ことをつかんで、ようやく自分も本当の意味で無力かもしれない・・と徐々に抵抗を乗り越えていくのが普通です。各セッションの冒頭で繰り返し繰り返しステップ1のレビュー(復習)が行なわれるのも、この抵抗を乗り越えるためのテクニックです。
ですから、すぐに無力を認めちゃうのは、あまり喜ばしい話ではありません。(そういう人はたいていその先で行き詰まりが待っている)。12ステップというのは一筋縄ではいかないし、当然限界もあります。
セッションを終え、駅まで帰る途中にある、昭和の時代を感じさせるレトロな商店街。閉じてしまった店も多いそうですが、開いている店もあります。先を歩く二人のギャンブラーはいずれも名の知れた?回復者ですが、ツーショットは珍しいかも。
6/23 12:34, 17:55, 18:31, 21:02