光華商場は、日本で言えば東京の秋葉原・大阪の日本橋にあたる電脳街です。
パソコンのパーツの大部分は台湾メーカー製ですから、さぞかし値段が安かろう・・・とお思いになるかもしれませんが、日本より特に安いということはないです。
日本だと、型落ちの製品が処分価格で売られているのをよく目にしますが、光華商場ではそうした処分品をあまり見たことがありません。
道路のガード下に小さな店が並んでいて、1階と地下の二階建てです。
1階は携帯電話やパソコンのパーツ・ゲーム機を売る店が主流です。日本向けでないアジアマーケット向けの製品は、日本向けより安価な場合が多く、そこらへんがねらい目です。しかし、説明書は繁字体中国語か英語になってしまうので、それなりの覚悟は必要です。
CD-R/RWやDVD±R/RWは一枚単位で(パッケージされない)裸の状態で売られています。好きな色やデザインを一枚一枚選んで買うのがこちらの習慣のようです。
地下は書店・AVソフト・ゲームソフトの売り場になっています。以前は、明らかな不正コピー品が多かったのですが、最近は(ちゃんとライセンスを受けているかどうかは知りませんが)きちんとしたパッケージ(ときちんとした値段)で売られているようになりました。
秋葉原が「訪れるたびにオタクの街になっていった」ように、光華商場も「訪れるたびにダークマーケットの闇が消えていった」と感じています。
ちなみに内部では値段比較に忙しくて、写真を撮っているヒマはありませんでした。
(4月29日20時)