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名古屋オフ(その5)
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名古屋城観光を終えた一行は、ふたたびタクシーで駅前まで移動し、ひつまぶしを頂きました。今回はちゃんとうなぎのひつまぶしです。
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なんか僕を撮影しているご婦人が。
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腹を満たした後、カラオケルームで歓談。ひつまぶしのお店もカラオケルームもちゃんと予約済みで、幹事の方お手配ご苦労様でした。写真は仙台のヨウコさん、愛知アメシストのひまわりさん。特にスマートに若く見える加工はしてありませんのであしからずご了承下さい。
この他に、東京断酒会のnobさん、ぐっちさんとその奥様、ぴょんさん、神戸のTetsuさんにお会いしました(他にもいらしたのですが忘れましたごめんなさい)。

このオフ会はTACH(Tokyo Alcoholics Club House)という断酒系掲示板のオフ会でした。残念ながらTACHはすでに閉鎖されてしまいましたが、Nifty-Serveのメンタルヘルスフォーラムの時代と、現在のブログ全盛時代の間をつないだ存在でした。メンバーとしては断酒会に通われている人が多かったように記憶しています。

幹事の方々、そしてお会いできた皆さん、ありがとうございました。

(名古屋編おしまい)。

○草深き信濃とはいえ、一応町中に住んでいるつもりだったのですが、土曜の朝に自宅から数百メートル先のヨーカドー駐車場にクマが現れたというニュースが流れていました。クマは人に追い立てられて小学校の校庭や住宅街を逃げ回り、最終的に捕獲されて山に帰されたそうです。もっともこちらは何も気づかずに朝寝をしていて、ニュースを知ったのは夜になってからでした。

「みすずかる信濃の国」といいます。

信濃の国は長野県の旧国名。みすずかるはその枕詞(まくらことば)です。実はこれは万葉集の水薦刈(みもこかる)を誤読したもの。ミモコとは水際に自生するイネ科の植物で雑穀として食べられていました(今でもワイルドライスと呼んで栽培しているところもあります)。いっぽうみすずはスズタケのことなのですが、こちらは同じイネ科の植物とはいえササに近いもの。山に登る人はクマザサを思い浮かべてもらえば近いでしょうか。穀物を収穫する喜びが、誤読によって生い茂るクマザサを切り開く苦労の構図になってしまったわけです。

信濃は古事記では科野と書かれています。古事記に「山国にて階坂(しなさか)あれば地の名となりけむ」とあるとおり、長野県内には科の字を使った名前が多いのです。明科(あかしな)・豊科(とよしな)・立科(たてしな)・蓼科(たてしな)・倉科(くらしな)・埴科(はにしな)・駄科(だしな)・仁科(にしな)などなど。ここで坂とは現在の峠をさす字。そして科(階)は坂をさす字です。
つまり「科野の国」とは、坂と野の国であるという意味です。

みすずかる信濃とは、山と野原しかなくひたすらクマザサが生い茂っている様子、であるわけです。ちなみにクマザサのクマは熊ではなく、冬になると葉の端に白い模様が出ることをさす「隅」のほうです。

7/31 13:17, 14:45
by kokoro-no-iede | 2010-11-08 13:47 | Beyond the horizon
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