子供の頃、そばは匂いが苦手で好きじゃありませんでした。
それは20代の頃も同様。
けれど40代になってからそばを割としょっちゅう食べるようになりました。
加齢によって味覚・嗅覚が衰え、匂いが気にならなくなったのか。
子供がピーマン、にんじんが食べられなくても大人になると食べられるようになるのと同じなのか。
僕が子供の頃のそばは外皮を剥いただけで、そば全体を挽いていました。
けれど最近のそばは、そばの真ん中だけを挽く更級(さらしな)が主流です。
その証拠にそば粉の割合が多くても白っぽい。
昔は白いそばは小麦粉の割合が多かったのですが、最近は小麦粉八割なんてそばのほうが珍しいかも。
調べてみると、そばは外皮に近い部分ほど匂いが強いらしい。
最近僕がそばを食べられるようになったのは、そばが匂わなくなったからでした。
となると、逆にそばの匂いが鼻を突くような黒っぽいそばが食べたくなったりして。
1/26 13:09