かんたさんの訃報が流れました。
10日あまり前からブログの更新が止まって、ネットで親しい人の間に心配が広まっていました。けれど僕は、彼は年度末にまた断食道場に行くと言っていたし、最悪再飲酒しているにせよ病院に入っていれば命に別状はないだろう・・と気楽に捉えていただけに、訃報に接して驚きました。
亡くなった原因は知りませんし、なにか飲んでいたかどうかも詮索する気もありません。けれど中年の男がトラブルなくいきなり死んだりはしません。それを思うと、なんとかできなかったのか、彼にもっと別の人生があったのではないか、別の晩年があったのではないか、残念でなりません。
もう僕はこの世を去った人に対して、自分に何かできたのでは、と思い悩むことはまずありません。けれど昨年ぶどうの掲示板で薬の服用の議論をした後の、「私がAAに行くことがあったら、ひいらぎさんスポンサーをお願い」という彼の言葉を思い出したりします。僕はそれに対して肯定的な返事はしませんでしたが、もしその時僕がYesと答えていたら、少しは支えを感じてくれたかも知れない、という考えが頭を瞬間横切ったりします(Yesと答えなかったのは単に距離的な問題)。
彼の人生が幸せだったのかどうか、そんなことは僕が考えることじゃありません。けれど、あくまで個人的な考えを述べておくとします。彼とのやりとりを思い起こしてみて、やはり「彼は弁護士じゃなかったほうが幸せだったんじゃないか」ということには、かなりの確信を持っています。それが彼の責任というわけじゃないけれど。
かんたさん、あなたとのやりとりは楽しかったですよ。正直ウザいと思ったこともありましたけどね。あなたが死んじまって、とても残念だ。オフ会で会えると思っていたのに。できりゃ生きているうちにAAに来てほしいと思っていたんだけど、今となっちゃそれも叶わねぇか。まあしょうがねぇ。
このブログに掲載されているかんたさんの体重グラフはいずれ消します。
(写真は昨年秋の諏訪湖)。
10/15 12:53