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人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ
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人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ
All I Really Need to Know I Learned in Kindergarten

ロバート・フルガム/著
池 央耿/訳

(裏表紙より)


人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持で日々を
送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしは
全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっ
ぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。
わたしはそこで何を学んだろうか。

何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。
人を、ぶたないこと。
使ったものはかならずもとのところに戻すこと。
ちらかしたら自分で後片づけをすること。
人のものに手を出さないこと。
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。
食事の前には手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。
釣り合いの取れた生活をすること――毎日、少し勉強し、少し考え、
少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと。
毎日かならず昼寝をすること。
おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれに
ならないようにすること。
不思議だな、と思う気持を大切にすること。


105円で買った一冊。こうしてヒマな時に読もうと思って買った本が積まれているわけです。
前書きだけを読んでいて、ライセンスには「自由」という意味があることを知りました。例えば言論の自由は licence of speech です。獲得された権利としての自由という意味なのでしょうか。


> 返ってこないこと想定です。

貸した本は貸した金以上に返ってきませんね。

本屋に行って平積みを見ても、買おうという気にさせる本がありません。
売れることを目的とした本はおもしろみを失っているように思えます。出版人といえば文化人だったものが、最近では単なる経済人になっている感があります。新しい読者層を育てていこうという気概が感じられません。
新聞も同じです。すっかり字が大きく少なくなって、年寄りの読み物になってしまいました。記事も広告も年寄り向けばかりです。それでいて最近の若い者は新聞を読まないと、いったいどの口が言うのか。
既にある需要を取り込もうとするばかりで、新しい需要を作っていこうという気がないのが、紙のメディアを使っている人たちです。
売れた本が良い本になれば、本の中身は軽くなる一方です。そうして本の価値はますます軽くなり、返さなくても良いものになっていくのでしょう。
一冊手に入れた喜びに浸るような本に久しく出会っていません。
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by kokoro-no-iede | 2010-01-19 15:42 | Bookplate | Trackback | Comments(4)
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Commented by fukugafukuro58 at 2010-01-19 22:06
幼稚園も保育園にも行って無い。
そっか・・何も学んで無いんだ私は・・・
Commented by at 2010-01-20 00:53 x
読んでいて胸が熱くなりました。あと意地悪を言わないとか、年上が年下の面倒をみるとか、遊びを通して、学んだことがありました。1冊の本がきっかけで、2冊3冊買いが身につきました。その1冊の本は患者兼友人に貸した本です。読んだ様子がなく、一度見たときはその人の物のように本棚にありました。催促を繰り返すのですが、話しをはぐらかすのです。無くしたら無くしたで謝ってもらえばいいんですが、はぐらかすこと数年が過ぎ、とうとう私も貸したことを忘れていました。本は忘れたわけではなかったので、私は復刻版を手に入れ、もう催促をやめました。借りパクは大人でもするんですね。
Commented by at 2010-01-20 15:40 x
この記事をブログにリンクしました。ご馳走様です
Commented by kanta5988 at 2010-01-20 17:57
ビリケンさんと違って私は幼稚園に行っていました。

そこにはガキ大将というか乱暴でみんなに恐れられている園児がいました。

私も怖かったのですが、滑り台をすべり終えた女の子が、その子に嫌がらせ(どんなものであったのかは覚えていない)をしているのを見て、とてつもなく腹が立ち、砂場にあった砂をつかんでその男の子に投げつけました。その子は最初キョトンとした様子だったのですが、しばらく私を見ていて突然泣き出して逃げて行きました。

私は今でも人ににいやがらせをする人間と戦っています。

それが仕事となりましたから。
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