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発達障害の子どもたち
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発達障害の子どもたち

杉山登志郎/著

目次
第一章 発達障害は治るのか
第二章 「生まれつき」か「環境」か
第三章 精神遅滞と境界知能
第四章 自閉症という文化
第五章 アスペルガー問題
第六章 ADHDと学習障害
第七章 子ども虐待という発達障害
第八章 発達障害と早期療育
第九章 どのクラスで学ぶか――特別支援教育を考える
第十章 薬は必要か
あとがき
参考文献一覧

なんで発達障害の本を読んでみようかと思ったか、それはAAとネットでの経験から、アルコール依存症の人にはかなりの高率(おそらく半分以上)で発達障害あるいはその傾向が見られる、という仮説を僕が持ったからです。
AAのスポンサーとしては「やる気」のある人を相手にすれば良いのですが、では「やる気」の無い人たちはどうしてやる気が出ないのでしょうか。どうして彼らの認知は現実とこうもズレているのか。そもそもアルコールの治療(医療と自助グループ)に反応が悪く、良くなることを忌避する人たちとはどんなものか。
おそらくそういう「レスポンスの悪い」人の中には、かなりの確率で何らかの形の発達障害が隠れているのではないか。
これからはアルコールや薬物の問題だけのシンプルなケースはますます減ると思います。大学を出て働いた経験があるからと言って発達障害がないとは限りません。
by kokoro-no-iede | 2009-11-09 16:33 | Bookplate
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